がん治療・免疫細胞治療について

TOP > がん治療・免疫細胞治療について > 治療をお考えの方 > 他の治療との併用について

他の治療との併用について

「第四の治療」から、三大治療の基盤となる治療法へ

がん治療は総力戦です。患者さん一人ひとりの症状の種類や進行度に応じて、有効と思われるあらゆる治療法を組み合わせることが大切です。そのためには、各分野の専門家が協力して治療にあたることが重要です。さまざまな治療法を戦略的かつ効果的に組み合わせて、総力戦でがんと闘うことを「集学的がん治療」といい、がん治療の現場において重要とされている考え方の一つです。

免疫細胞治療は、他の治療法と組み合わせて治療に用いた場合でも、他の治療の効果を損ねずに治療全体の効果向上が望めることが大きな特徴です。他治療との併用が比較的容易であることから、「集学的がん治療」の基盤となるべき治療法として期待されています。

手術後の再発予防治療として

手術で取れる範囲のがんを全て切除できた場合でも、将来、一定の割合で再発してしまうことがあります。手術前に画像上で診断できるがんの大きさは大体 5mm~10mmですので、それ以下の小さながんを術前の検査で発見することは簡単ではありません。そのような微小な「残存がん」が、手術後に密かに成長して、再発・転移がんとなって姿を現すのです。

手術後の再発予防治療としては、抗がん剤が用いられるケースが多く見られます。これは、抗がん剤が血液に乗って体中を巡る全身治療であり、残存可能性のあるがんを全身的に攻撃する効果が見込めるからです。しかしながら、重篤な副作用を伴う危険を冒してまで、本当に残存しているかどうか分からないがんを攻撃することに対しては様々な意見もあります。

免疫細胞治療は、抗がん剤のように、ある程度大きくなったがん細胞を一気に縮小させるような劇的な効果は一部の例外を除きあまり期待できないのが現状です。しかし、体中に点在する微小な「残存がん」を、大きな副作用を伴わずに全身的に攻撃できる点において、がんの再発予防に大きな役割を果たすことが期待されます。

手術後に免疫細胞治療を加えることで再発を減少させ、生存率を高めたという結果が、千葉県がんセンターや国立がんセンターなどの臨床研究などにより、統計学的な事実として報告(米医学誌『cancer』および英医学誌『The Lancet』にて)されています。

抗がん剤・放射線との併用

抗がん剤や放射線療法などは免疫機能を損なうため併用は望ましくないと考えられる患者さん、医師もいらっしゃいますが、併用の方法によっては有効な場合も少なくありません。

また、がん患者さんの体内にはがん細胞に対する免疫反応の抑制状態が生じていることが知られていますが、抗がん剤はこれを解除して、がんに対する免疫応答に有利に働く場合があることも最近の研究で明らかにされています。

各治療法はそれぞれ特徴があって、つまり、長所、短所があります。抗がん剤治療について言えば、がんを縮小させる作用は強い場合は少なくありません。ただし、長期の使用では少なからず副作用を被ることが避けがたいのも事実です。

かなり大きくなったがん、あるいは増殖力の極めて早いがんにはある程度抗がん剤や放射線でがんを縮小させあるいは勢いを抑えながら、免疫細胞治療を行うことで、良い結果が得られることがあります。

当クリニックでは併用に関しては、患者さんのご希望をうかがい、豊富な治療経験を基に最良の方法を提案していきます。実際に、これまで当院で治療を受けられた患者さんの約半数は化学療法や放射線療法などを併用されています。

診療時間

 
午前
9:00~12:00
×
午後
2:00~6:00
× ×

※祝日は休診となります。

診療時間

東西クリニック仙台モバイルサイトケータイでバーコードを読み取りアクセス下さい。